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結婚式小話~夢のケーキ入刀、まさかの展開!?

結婚式

結婚式から早一年弱。
リビングに飾られた写真を見るたび、「結婚式、やってよかったなぁ」としみじみ思い出に浸る日々です。でも、写真を見なくてもふと思い出される、忘れられないシーンがあります。

それは、夢にまで見たケーキ入刀!
青い海をイメージした理想のウェディングケーキを、これでもかと頬張るのが夢でした。

実物のケーキはというと…もう、理想そのもので、貝殻や水色のクリームでデコレーションされた、それはそれは可愛らしい海のケーキでした。(金額の関係でフルオーダーの全部食べられるケーキは泣く泣く諦めましたが…!)

しかし、事件はケーキ入刀の瞬間に起きたのです。

リズミカルな音楽が流れ、いよいよケーキが新郎新婦の前に運ばれてきました。

スタッフの方がプルメリアの花で飾られたナイフを差し出し、「それでは、2段目をお切りください」と、にっこり。さあ、夢の入刀だー!と胸が高鳴ります。

友人代表の司会者が高らかに「それでは、ケーキ入刀、どうぞ!」と声を上げ、私たちも「せーの!」でナイフを握りました。

私は当然、ケーキの上段を切るものだと思っていたんです。
ところが…新郎がなぜか、ナイフを下へ、下へと、ものすごい力で引っ張るではありませんか!

ぐ、ぐぐぐぐっ…

えっ!? ケーキ切らないの!? と私が戸惑っている間に、ナイフは無情にも下段へ到達。
しかし、下段は食べられない装飾部分。当然ナイフは刺さりません。

せいぜい、うっすらとナイフの跡がつくだけで、「コン」とナイフがお皿に当たる音が響き渡りました。

私の顔が一瞬「?」となったからでしょうか。参列者の皆さんの「わー!」という歓声が、ほんの少しだけ遅れて聞こえたような…。
それでも、その後はいつものように盛り上げてくれて、本当にありがたかったです。

夢のケーキ入刀…入刀感、ほぼゼロ!

原因は、スタッフさんの言う「2段目」が、上段を指すのか下段を指すのか、認識の違いが生んだ悲劇(?)でした。笑

私はケーキの一番上からナイフを入れるのが当たり前だと思っていたのですが、新郎は「2段目」という言葉を上から2段目と受け、頑張って下段を切ろうとしてくれたようです。

「2段目」という表現は、確かにどちらにも解釈できますよね。ここは、2段目という伝え方が悪かった、ということにしています。

皆さんは、こんなことにならないように、打ち合わせの際にしっかり確認しておいてくださいね!

以上、結婚式小話でした。

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